日本耳鼻咽喉科学会 宮城県地方部会【地方部会ご紹介−沿革】

日本耳鼻咽喉科学会宮城県地方部会は、日本耳鼻咽喉科学会(以下、日耳鼻)の下部組織に当たります。日耳鼻は、明治26年(1893年)に創立されましたが、宮城県地方部会の前身、東北地方会の歴史も古く、その発足は、大正15年(1926年)5月2日にまでさかのぼります。

当時は東北大学を中心とした東北六県にまたがる耳鼻咽喉科医の学術集団として、学会を開催し地域の耳鼻咽喉科医に学習や発表の機会を提供しました。同窓会的な性格もあり、いたって友好的に運営され、東北地方の耳鼻咽喉科医の情報交換の場として、学際的な会でした。

初代会長として和田 徳次郎 先生(東北帝国大学教授)が就任され、第2代会長 立木 豊 先生(東北大学教授)、第3代会長 片桐 主一 先生(東北大学教授)第4代会長 河本 和友 先生(東北大学教授)と引き継がれるにつれ、会員数は増加し、会は発展しました。

その後、1県1医大の施策による医大の新設があり、日本耳鼻咽喉科学会の下部組織として各都道府県ごとに地方部会を新設することになり、昭和50年4月1日に初代会長 河本 和友 先生(東北大学教授)のもと現在の宮城県地方部会が発足し、東北地方会の長い歴史が引き継がれることになりました。

業務内容も、学会本部との情報交換、事務依頼の迅速化、確実性が、学術面に追加されています。平成13年3月、第2代会長の高坂 知節 先生(東北大学大学院教授)の時に記念すべき第100回地方部会が開催されました。

その後、平成13年からは小林 俊光 先生(東北大学大学院教授)が第3代会長を、平成25年からは香取 幸夫 先生(現東北大学大学院教授)が第4代会長を務めています。現在は、宮城県内の正会員199名、県内外の関連会員57名の計256名よりなる会へ成長しています。

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