メディカルアドバイスとして本サイト上に掲載されている内容に関しまして、あくまでも一般的なアドバイスとして参考にされ、耳(みみ)・鼻(はな)・喉(のど)に異常がある際には、ご自分で判断せずお近くの耳鼻咽喉科での受診をお薦め致します。
耳(みみ)・鼻(はな)・喉(のど)に関して、参考になるサイトをご紹介致します。ご活用下さい。
扁桃
扁桃はのどにあるリンパ組織です。体を感染から守る第一線の働きをしますが、扁桃をとっても免疫不全は起こしません。
◆扁桃はどこにあるのですか?
食物・空気の通り道を輪状に囲んでいます。
◆年齢によって活発な時期が異なります。
咽頭(5〜7歳)、口蓋(学童〜青年期)、舌根(40歳以上)
扁桃のうち、もっとも目立ち、病気を起こしやすいのは、のどの両側に門番のようにある口蓋扁桃です。
急性扁桃炎
をおこすとのどが痛み、しばしば食事もできず、高熱がでます。
扁桃周囲炎
をおこすとのどが痛み、痛みが強く、唾も飲めなくなり耳が痛くなったり、口が開けられなくなります。注射だけでは良くならず、耳鼻科の処置が必要です。
扁桃が腫れたり、のどが痛くなる等の症状がなくても扁桃に慢性の炎症があると離れた所に色々な病気を起こすことがあります。(病巣感染症といいます。)
◆扁桃の手術はどんな時に必要なのでしょうか?
○年に4〜5回以上も扁桃炎のために会社・学校を休まなければならない時
○扁桃の慢性の炎症の為病巣感染症を生じた時
○扁桃が大きすぎるために呼吸や心臓に影響する時
などが目安です。耳鼻科とよく相談して下さい。